【名古屋】Amazon Bedrockハンズオンに参加しました #jawsug_nagoya
こんにちは、ゲームソリューション部の入井です。
先日、名古屋で開催されたこちらのイベントに参加してきました。
会場はJPタワー名古屋36階にあるコラボベースNAGOYAで、実は来月5月に開催するクラスメソッドの名古屋会社説明会もこちらを使わせていただく予定だったりします。
ハンズオンについて
今回は「アラカルトハンズオン」という名前の通り、同じ会場内で開催される以下の4つのハンズオンの内、好きな1つを選んで参加するという形式でした。
- EC2 S3入門ハンズオン内容
- AWS ECSハンズオン
- AWS EKSハンズオン
- Amazon Bedrock ハンズオン
私は、興味はありつつも触れていなかったAmazon Bedrockハンズオンを選択しました。(スピーカーは内木さん)
去年のre:inventで発表されたばかり&今話題の生成AIサービスということもあってか、他にも多くの参加者がBedrockハンズオンを選択していました。
当日のハンズオンの手順については、以下のリンク先で公開されています。
20240318 AWS生成AI体験ワークショップ JAWS-UG名古屋
ざっくりとした流れを書くと、以下のような形です。
- Amazon Bedrock上で必要なモデルの利用リクエストを送信
- Cloud9環境を作成し、その中でGenerative AI Use Cases JPのリポジトリを展開
- 利用モデルの設定編集後、AWS CDKを使ってGenerative AI Use Cases JPの環境構築
- Generative AI Use Cases JP上で様々な生成AI機能を試す
AWS Generative AI UseCasesは、AWSが開発した生成AIの様々な環境を試すことができるサービスで、AWSアカウント上でデプロイして動かすことができます。
親しみやすいフロントエンド環境が用意されており、以下の画像のようにチャット機能だけでなく、文章校正やWebコンテンツ抽出のような実務でも役立てやすい機能も用意されています。
プロンプトの例も豊富に用意されており、生成AIを初めて使う人でもどのようにプロンプトを書けば良いか分かりやすく作られていると思いました。
また、今回のハンズオンではAWS Generative AI UseCasesのカスタマイズ例として、プロンプトのテンプレート共有機能を追加したものを紹介していただき、実際に自分の環境に取り込んで動かすことができました。
実際に生成AIを社内に導入するにあたり、どのようにプロンプトを作っていけば良いのかが分からない人も多いと思うので、慣れている人がこのような機能を使ってプロンプトを共有することで、生成AIによる業務効率化が進めやすくなりそうだと思いました。
ハンズオンの合間では、Gemini, Copilot, Claudeなど様々なモデルの解説の他、それぞれのモデルごとに同じタスクに対してどのような返答が得られたかの実例も紹介していただき、生成AIの現状についての理解を深めることができました。
終わりに
JAWS-UG名古屋のイベントは今回が初参加でしたが、幅広い技術領域についての理解を深めることに繋がりとても勉強になりました。
今後も、定期的に参加していきたいと思います。